不動産の投資や管理は、特別な資格がなくてもできる業務です。
しかし不動産投資において、経営や物件管理に関する知識は欠かせません。
そこで経営や物件管理に関する賃貸不動産経営管理士とはどんな資格なのか、取得するメリットとともに解説します。
賃貸不動産経営管理士とは、不動産投資や賃貸に関する専門知識を有する専門家のことです。
賃貸住宅の管理業務について一定のルールを設け、借主・貸主双方の利益保護を図るのが目的です。
2007年に民間資格としてスタートし、2021年4月21日の国土交通省令により国家資格となりました。
「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」により管理者登録が義務化される
2021年6月15日に施行される「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」により、大規模な賃貸住宅の管理会社は管理者登録が義務化されます。
この業務管理者になるための要件に、賃貸不動産経営管理士が含まれています。
そのため不動産投資において、重要性の高い資格のひとつになるでしょう。
賃貸不動産経営管理士と似たものに、宅地建物取引士(宅建)があります。
そんな宅建との大きな違いは、「管理業務」の知識を求められる点です。
しかし賃貸借契約の知識など重複する分野も多いため、宅建の知識がある方なら合格しやすい試験のひとつです。
不動産投資の資格:賃貸不動産経営管理士を取得するメリット
不動産投資において、賃貸不動産経営管理士の資格取得にはさまざまなメリットがあります。
賃貸不動産経営管理士の資格を持っていると、不動産投資に関する知識が豊富であることを示せます。
建物管理や空室対策、収益運用の知見も得られます。
そのためプロの投資家など、投資活動の範囲が広がるでしょう。
またマンションのような大規模な賃貸住宅は、管理者登録が義務化されます。
そこで将来的にマンション経営を考えている方は、賃貸不動産経営管理士の資格を取得しておくのがおすすめです。
アパートのような小規模の賃貸住宅でも、有資格者が経営していれば他の物件との差別化を図れます。
入居者からの信頼を獲得しやすく、賃貸契約に関するトラブルを未然に防げる可能性も高まるでしょう。
不動産投資を始めるなら知っておきたい、賃貸不動産経営管理士とは何かについて解説しました。
貸主・借主の双方にとっても、メリットの大きい専門資格です。
投資活動を本格化させたい方は、ぜひ取得を目指してみてください。
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