戸建て再生とは、古くて老朽化が進んでいる一戸建てを、新しく魅力的に生まれ変わらせることです。
不動産投資で再生した戸建てを選択すると、どんなメリット・デメリットがあるのでしょう。
今回は、不動産投資をご検討されている方に向けて、戸建て再生とは何かとメリット・デメリットをご紹介します。
不動産投資における戸建て再生とは?なぜ注目されているの?
戸建て再生とは、買い取った中古物件をリフォームやリノベーションなどをして生まれ変わらせることです。
新築ではないという点では中古住宅と変わりありませんが、内装や外装だけでなく、住宅機能や安全性能などの品質が大きく異なります。
日本では近年空き家が増加していることや、古民家ブームの後押しもあり、戸建て再生に注目が集まっています。
不動産投資における戸建て再生のメリット・デメリットは?
不動産投資では物件選びが重要ですが、戸建て再生にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょう。
まず戸建て再生のメリットは、立地などの他の条件が良くても物件の購入価格が抑えられるところです。
購入価格が抑えられることで利回りが高くなるので、不動産投資には向いています。
現金で購入できる物件も多く、資金が多く用意できない場合や、多額のローンを借り入れるリスクを避けたい方にもおすすめです。
さらに戸建て再生は資産価値が下がりにくいところも、不動産投資において有利な点です。
また戸建て再生は一般的に新築住宅と比較して、立地に優れていることが多いです。
立地が優れていると、賃貸経営をするときも空室リスクが低くなるので、物件を選ぶ際は重要なポイントになります。
一方で戸建て再生を選ぶときは、デメリットも知っておきましょう。
戸建て再生に不動産投資をする場合、物件の状態によっては費用が高くなってしまうこともあります。
とくに再生された戸建てを投資用に購入するのではなく、中古住宅を購入して自ら再生する場合は、物件の状態によってはリフォームやリノベーションの費用が高額になってしまいます。
また戸建て再生には、品質を担保する基準や法律がないところもデメリットです。
購入価格が安くても、品質に関して致命的な問題が隠されていると後々にトラブルのもとになってしまいます。
戸建て住宅の相場算定サービスは、登録不要で無料で使える「ウチノカチ」というサイトで取引相場を手軽に調べることができます。
過去15年間、合計420万件の取引実績をもとに算出しているため、戸建て購入前に調べてみるといいと思います。
まとめ
今回は、不動産投資をご検討されている方に向けて、戸建て再生とは何かとメリット・デメリットをご紹介しました。
戸建て再生は資金計画に無理が生じにくいところが利点ではありますが、中古住宅である以上は品質への問題が隠れているリスクがあります。
不動産投資で利益を出すことのできる不動産であるかどうかを、しっかりと見極めることが大切ですね。