少子高齢化が進む昨今、不動産投資への挑戦を検討されている方のなかには、高齢者向け賃貸の経営をお考えの方もいらっしゃるでしょう。
そのような方々に向けて、今回は不動産投資で高齢者向け賃貸を経営するメリットや、その際の注意点について解説します。
ぜひ参考にして、不動産投資の成功につなげてください。
冒頭でもお伝えしたように、日本は今、高齢化社会が加速中です。
そのため、高齢者向け賃貸の需要は非常に高く、入居希望者を確保しやすい状況にあります。
また、高齢者は特別な事情がない限り、入居後、生涯にわたりその場所に住み続けてくれるケースがほとんどです。
一度部屋が埋まってしまえば、空き室になる心配は当分ないでしょう。
また、高齢者は静かで落ち着いた環境を好む傾向にあるため、資産価値の低い郊外でも経営できます。
土地や物件の購入費用を抑えられるため、少ない初期費用での不動産投資が可能です。
さらに、車を所有している方も少ないため、駐車場は最低限の駐車数で問題ありません。
その分のスペースで部屋数を増やせば、入居できる人数が増え収益増加にもつながります。
高齢者向け賃貸を経営するうえで懸念されるのが、入居者が孤独死するリスクが高いことです。
発見が遅れれば特殊清掃やリフォームが必要になり、そのための費用が発生します。
また、遺族が遺体や遺品を受け取らなかったり、滞納分の家賃や修繕費の支払いを拒んだりといったケースも珍しくありません。
そういったトラブルの対処もしなくてはならないため、経済的にはもちろんのこと心理的にも大きなダメージを受けるでしょう。
また、次の入居希望者が内覧に訪れた際には、死後どのくらい放置されていたのかが案内されます。
少しでも早く異変に気づけるよう、入居者たちとのコミュニケーションは普段からよくとることが大切です。
さらに、火の消し忘れによる火事発生のリスクや、不安定な経済状況による家賃滞納のリスクは、どうしても高くなりがちです。
IH式のキッチンにしたり、あるいはエアコンを設置して石油ストーブを禁止にしたり、できる限りの対策をとってリスク軽減に努めましょう。
高齢者向け賃貸の需要は、今後さらに高まっていくことが予想されます。
これからの日本社会においても非常に重要な役割を果たすでしょう。
解説した注意点をよく理解し、対策を練りながら、今一度高齢者向け賃貸の経営を検討してみてはいかがでしょうか。
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