不動産を購入しようか悩んでいる方は、物件の資産価値について知識を深めておく必要があります。
変動する価値だからこそ、今後価値が上昇しそうなものを購入したほうが得でしょう。
ここでは計算方法や下落しにくい物件の特徴を解説していきます。
不動産を買いたい方は必見!物件の資産価値を計算する方法
資産価値の計算方法は、収益還元法、取引事例比較法、原価法の3つに分けられます。
収益還元法
これは不動産を賃貸化した場合、毎月どれほどの家賃、つまり収入が得られるかを基準に算出する方法です。
マンションなど、すでに賃貸化されている部屋があればその金額を参考にできます。
家賃収入から経費を引き、利回りをかけることで算出可能です。
取引事例比較法
不動産会社はよく利用する方法の1つで、マンションなど同じ建物内の過去の取り引きを基準に金額を算出します。
同じ建物内に売買実績がない場合は似た条件の物件を探し、取り引き金額をチェックします。
原価法
所有している不動産を「今」購入するならいくらかを考え、金額を算出する方法です。
中古物件の場合は経年劣化や価値の減少があるため、これらも考慮されたうえで金額がでます。
不動産を買いたい方は必見!資産価値が下落しない物件とは
資産価値が下落しない物件の特徴は、立地と防災に強いことでしょう。
立地
とくに重視されやすいのは、「駅から徒歩〇分」という部分でしょう。
ほとんどの場合は駅からの距離が重視され、徒歩10分以内の物件は価値が下がりにくいと言われています。
戸建て住宅の場合は徒歩20分以内であれば価値は高めですが、30分やそれ以上になると価値は一気に下がってしまいます。
防災
長く住み続けるために良くチェックされるポイントとして「防災性」が挙げられます。
これは建物の耐震などはもちろん、地盤や津波など「防災ハザードマップ」によってチェックできる部分も重視されます。
立地と似ているかもしれませんが、風害や水害の起きやすい地域、過去に起こっている地域は敬遠されやすい傾向にあり、価値が下落してしまう可能性があります。
まとめ
不動産購入時には、資産価値に注意して見てみましょう。
収益還元法や取引事例比較法、原価法といった金額計算方法がありますが、価値は常に変動しているため「今」算出した価格は半年後、1年後には変動しているでしょう。
下落しない物件を選ぶポイントとして、立地や防災性に注目して物件を選ぶと良いでしょう。